台東区立千束小学校で出前授業を行いました

令和5年12月8日(金)台東区立千束小学校6学年において、「人権」をテーマに、法教育委員会メンバーによる出前授業を実施しました。

冒頭に、行政書士が、身近な暮らしの中で、法律を使って許認可申請や遺言作成のサポートなど、多種多様な業務を行っている「身近な街の法律家」であることを紹介しました。また、法律は皆を守るためのものであること、必要に応じて改変していくべき「生き物」であることを確認しました。次に、グループに分かれ、人権について考察する絵を見てワークを行いました。活発な議論がなされ、子どもたちの洞察力、考える力に驚かされました。「平等」も「公平」も万能な手段とは限らない、「違い」を尊重し、異なる意見を持つ皆で話し合う過程の大切さを確認しました。

授業後のアンケートでは、「行政書士の業務が1万種類以上もあることに驚いた」「法律が変わったりするものだと初めて知った」「法律をもっと知りたくなった」「平等も公平もいつも良い手段とは限らないことに気づかされた。難しいけれど違いを尊重していきたい」といった感想が書かれていました。

東京都行政書士会台東支部法教育委員会では、これからも、子どもたちをはじめ、大人の方々にも、法知識を共有し、お役に立てるよう、活動して参りたいと思っております。
小・中・高校への出前授業から、大人向けの研修につきましても、お気軽にお問合せいただければと思います。