7月19日台東支部研修会

平成25年7月19日(金)に、台東支部の6月度研修会が、台東区民館第2会議室において開催されました。

今回の研修会は、「相談技法 相談を受けるための技術 実践編」と題したもので、去る3月23日に開催された「相談技法 クライアントから受注を受けるための技術」に続き、実際に相談を受けるときのスキルについて、当支部伊藤副支部長が講義を行いました。


当日は、西岡支部長の挨拶の後、同支部長から相談技法の重要さについて参加者へレクチャーして頂きました。
続いて、講師から相談技法の一例として、「借金を取り立てるための内容証明の作成を依頼されたらどうするか」との設例が出されました。

これに対して、参加者から様々な意見が出された後、講師から的確な回答が出されました。参加者からは「眼から鱗が落ちたようだ」との感想が出ました。

次に、座学として、相談を受けるにあたって必要な①受容②共感③フィードバックについての講義が行われました。ここでは、相談者からの話に対しては、途中で話をさえぎってしまうことなく、話を全て聴き取ることが大切であり、それによって相手との信頼感が得られるのだとの講義が行われました。

また、IPN分析についての講義もあり、相手の課題や主張、本音に関する分析の重要性についての講義が行われました。
最後に、参加者が相談者と相談を受ける側に扮してのロールプレイを行い、実際に相談を受ける際の方法について学びました。

研修会終了後は、講師を囲んでの懇親会が開催されました。懇親会の席では、相談技法に関して講師に活発に質問をする参加者もおり、また、参加者同士の活発な交流も行われ、盛会のうちに終了しました。
(今回は、都合により写真の添付はありません)